8月日生協統計|総供給高2453億円0.9%減/4カ月ぶりの前年割れ

日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区、土屋敏夫代表理事会長)は、2023年8月度の供給状況(売上高)を発表した。66生協が対象となっている。

総供給高は2452億8500万円で、前年同月比は99.1%。4カ月ぶりの前年割れとなった。

店舗は、前年比103.6%で前年超えとなった。物価上昇に加えて、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う帰省客の増加などが影響した。部門別では全部門が前年超えとなり、猛暑の影響でとくに飲料、熱中症対策の日用品等が好調だった。

宅配は、前年比97.2%で前年割れだった。5類移行による移動の増加、お盆休みが取りやすい日まわりだったことなどから、都市圏を中心に利用が伸びなかった。土用の丑は比較的好調で、週ずれの影響はあるものの、大きく前年超えとなる生協もあった。

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