5月SC統計|既存SC売上高3.9%増、気温上昇で夏物商材好調

(一社)日本ショッピングセンター協会(東京都文京区、清野智会長)が5月の「SC販売統計調査」を発表した。調査対象は501ショッピングセンター(SC)。

5月度の既存SC売上高は前年同月比で3.9%増。

前年に比べて休日日数が1日少なかったものの、気温上昇による夏物商材の稼働、大都市を中心にインバウンド客の来館者増加により、前年を上回った。

立地別にみると、中心地域は7.8%増、周辺地域も2.0%増となった。なかでも中心地域・大都市がインバウンド客などの来館により好調だった。関東は前年同月比5.4%増、近畿は4.4%増。インバウンドや観光客でにぎわった九州・沖縄は3.2%増。

業種別にみると、「ファッション」は気温上昇により、夏物商材も好調だった。「雑貨・化粧品」は、紫外線対策やレイングッズ、母の日需要のギフト商材などが好調だった。「飲食」は国内外旅行客や近隣イベント参加客の来館が好調で、売上げを牽引した。

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