10月家計調査|消費支出1世帯当たり30.5万円で前年同月比1.3%減
総務省統計局が2024年10月の「家計調査報告」を発表した。
家計調査は家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査し、景気動向の把握、生活保護基準の検討、消費者物価指数の品目選定とウエイト作成などの基礎資料として利用されている。
10月の消費支出(二人以上の世帯)は、 1世帯当たり30万5819円。前年同月比では実質1.3%の減少、名目では1.3%の増加。季節調整値でみると、消費支出は前月に比べ実質2.9%の増加している。
洋服▲18.4%などの「被服及び履物」が▲13.7%。肉類▲4.6%、菓子類▲3.0%などの「食料」が▲0.8%と支出は減少。
電気代+16.3%などの「光熱・水道」が+8.0%と増加した。
一方、勤労者世帯の実収入(二人以上の世帯)は、 1世帯当たり58万0675円と、前年同月比実質で1.1%の増加だ。名目では3.7%増。