総務省統計局｜巳年生まれ1002万人､新成人は昨対3万人増の109万人

総務省統計局が令和７年１月１日現在における「巳（み）年生まれ」の人口と「新成人」の人口を推計している。

巳年生まれの人口は1002万人で、総人口１億2359万人（男性6012万人、女性6346万人）に占める割合は8.1％だ。男女別にみると、男性は485万人、女性は516万人で、女性が男性より31万人多い。

出生年別にみると、昭和40年生まれ（令和7年に60歳になる人）が174万人と最も多い。最も若い平成25年生まれ（同12歳になる人）は103万人で、昭和40年生まれより71万人少ない。まさに少子高齢化。

総人口を十二支別にみると、 丑（うし）年生まれが1100万人で最も多く、 子（ね）年1087万人、亥（い）年1071万人と続いており、巳年生まれは8番目となっている。

新成人人口は109万人

この１年間（令和6年1月～12月）に、新たに成人に達した人口（令和7年1月1日現在18歳の人口）は109万人で、前年と比べると3万人増加している。総人口に占める割合は0.88％。

男女別にみると、男性は56万人、女性は53万人で、男性が女性より3万人多く、女性100人に対する男性の数（人口性比）は105.2。

新成人人口について、この推計を開始した昭和43年からの推移をみると、第1次ベビーブーム（昭和22年～24年）世代の昭和24年生まれの人が成人に達した45年が246万人（総人口に占める割合は2.40％）で最も多い。その後、減少に転じ、53年には152万人となった。しかし昭和50年代後半から再び増加傾向を続け、第2次ベビーブーム（昭和46年～49年）世代の人が成人に達した時に200万人台（最多は平成６年207万人）となった後、平成7年からは再び減少に転じている。以降は減少傾向にある。