9月家電チェーン統計|販売総額3158億円1.2%増/カメラ類8.8%アップ
経済産業省発表の「商業動態統計速報」の9月の家電大型専門店販売額は、3158億円、前年同月比1.2%プラスとなった。
(経済産業省大臣官房調査統計グループ編商業動態統計月報より)
商品別の伸び率では、カメラ類8.8%、情報家電3.2%、その他10.8%と増加。マイナスは、生活家電▲2.2%、通信家電▲1.0%、AV家電▲0.4%だった。店舗数は2.5%の増えて2508店舗となった。
主要家電大型専門店の9月の結果を見る(%は前年同月比)。ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、ノジマなどは月次報告を公表していない。
(株)ビックカメラ
ビックカメラ+コジマ 全店売上げ +5.6%
ビックカメラ 全店売上げ +7.5%
(株)エディオン
全店売上げ ▲0.6%
直営店売上げ ▲1.0%
(株)ケーズホールディングス
グループ売上げ ▲2.6%
*グループ(ケーズホールディングス、デンコードー、ギガス、関西ケーズデンキ、ビック・エス、北越ケーズ、九州ケーズデンキ、FC)
2017年8月が決算月のビックカメラは、ビックカメラ+コジマが3.2%増、ビックカメラは3.5%増だった。上期(9月~2月)は前年並みだったが、下期(3月~8月)は、ビックカメラ+コジマ6.4%増、ビックカメラ7.4%増と大きく伸長。新年度の9月も伸び率が高く、好調なスタートを切っている。エディオンとケーズホールディングスは、前年同月を下回った。
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