1月外食産業統計|年始需要好調で全店売上高3.1%増/17カ月連続増

一般社団法人日本フードサービス協会(JF)が「2018年1月の外食産業市場動向調査」を発表した。業態別に集計したこの調査は、新店を含めた全店が対象。1月末時点で、調査対象事業社数は192社、店舗数3万6197店。12月に比べて事業社数は2社増え、店舗数は189店減少した。


(日本フードサービス協会 外食産業市場動向調査より:以下同じ)

1月は、関東地方を中心に大雪に見舞われ寒さも厳しかったことで、客数に影響が出た。しかし、正月三が日および成人の日などの年始需要が好調だったことで、全店売上高は3.1%と17カ月連続でプラスとなった。

前年比売上高を伸び率順に並べると、ディナーレストラン5.8%、ファストフード5.4%、喫茶1.1%、ファミリーレストラン0.8%の4業態がプラス。パブ・ビアホール▲2.3%と居酒屋▲3.9はマイナスだった。

業種別でとくに好調だったのは、ファミリーレストランの焼き肉。売上高8.3%と14カ月連続で前年を上回った。雪の影響で客数が減少した店もあったが、全体の客数は7.6%増加した。ファストフードの洋風と和風も好調で、売上高はともに7%超えとなった。

一方でパブ・ビアホールは、大規模な年始セールで客数は1.3%増加したが、そのセール割引で客単価が3.5%下がり、売上高は減少。居酒屋は店舗減少と雪の影響で苦戦した。

検索ワード:外食産業 日本フードサービス協会 年始需要 雪 客数 焼き肉

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