日生協news|西日本豪雨/直後の緊急物資支援に続く5つの人的貢献活動
日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区、本田英一代表理事会長)は、西日本豪雨の被災地の地域生協や、県ごとの生活協同組合連合会とともに、支援に向けた活動を行っている。
被災直後は緊急物資を支援してきた。現在は、広島県生協連を通じた看護師派遣、パルシステム連合会の職員派遣など、人的貢献を活発化している。5つの活動を報告する。
1つ目は、広島市安芸区の災害ボランティアセンターへの看護師派遣。広島県生協連からの要請を受けて、7月26日、27日から福井県民生協と山口県の医療生協健文会から、2人の看護師を第1弾として派遣した。ボランティアの体調管理と熱中症予防のため、観察・声掛けに加え、緊急時の判断なども行っている。また、作業から戻ったボランティアに、手洗いやうがい、水分補給を促すなどのサポートをしている。
2つ目は、パルシステム連合会の職員派遣。7月21日から25日の5日間、倉敷市災害ボランティアセンターの「サテライトやた」倉敷市真備支所に、職員を派遣した。運営スタッフとして、資機材係、車両資材係などを担い、トイレ掃除から、手洗い用の水汲み、車両整理、ボランティアの誘導、問い合わせ対応、資機材の整理整頓などを行った。
3つ目は、コープCSネット(コープ中国四国事業連合)のボランティア活動。7月17日から22日には倉敷市真備町で、延べ14人がボランティア活動に参加した。高圧洗浄機での屋内の洗浄、家具や畳のかたづけ、泥すくい、床はがし、集積物のトラックへの積み込み、廃棄物場への運搬などを実施した。
4つ目は、生協しまねの職員派遣。江津市桜江町と倉敷市真備町の二手に分かれてボランティア活動を行っている。江津市桜江町川戸地区ボランティアセンターへは土日を中心に42人、真備町へは7月17日から22日の間で14人の職員が交代で支援に入った。
5つ目は、コープぎふが、県内被災地への訪問活動を行った。被災した組合員や地域の人たちに向けて、タオル、冷えたお茶、軍手、マスク、洗剤を配りながら、お見舞いした。