ミニストップnews|2019年4月から再生可能エネルギーの実証事業へ参加

ミニストップ(株)(千葉市県千葉市、藤本明裕社長)は、デジタルグリッド(株)(東京都千代田区、越村吉隆社長)が環境省より受託した「CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」に参加する。実証実験の期間は2019年4月~2020年3月の予定。

ミニストップは、イオングループの一員として「イオン 脱炭素ビジョン2050」の実現に向けた取り組みを実施している。

この実証事業への参加に先駆けて、電力融通を行うデジタルグリッドコントローラ(DGC)を埼玉県内のミニストップ4店舗に設置した。実験開始までに残る1店舗にもDGCを設置する予定だ。

DGC導入は小売業としては初めて。ミニストップに設置したDGCは、店舗の使用電力量を計測すると同時に、使用電力量に影響する気温と気圧を計測するセンサーを備えており、需要電力量の予測を行う機能もある。

この実証実験は、系統(電線)と切り離された地域をつくることによって、再生可能エネルギーの発電を最大限生かすことを目的としている。また同時に、再生可能エネルギーの有効活用による低炭素化を図るとともに、災害時の電力の自立運営を目指す。

ブロックチェーンを用いた電力融通決済システム上において、仮想的な電力融通取引を行う。デジタルグリッドおよびイオンディライト(株)とともに取り組む今回の実験には、埼玉県さいたま市の「イオンモール浦和美園」やスマートコミュニティ街区の戸建て住宅、さいたま市内のミニストップ5店舗も参加する。

 

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