マミーマートnews|7月から加食・菓子など納品期限「2分の1」ルールに変更
(株)マミーマート(埼玉県さいたま市、岩崎裕文社長)は7月1日(月)から、納品期限の「3分の1」ルールを「2分の1」に変更する。日本の商習慣の一つとして、これまでは賞味期限の3分の1以内で商品を小売店舗に納品させてきたが、2分の1ルールに改めることで、食品ロスの削減につなげていく。
対象商品は、加工食品、飲料、菓子、酒(ビール類)で、全店舗で切り替える。
マミーマートは、持続可能な世界を実現するための国際目標である「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals〈エスディージーズ〉)」に賛同している。SDGs目標12.3および12.5の実現に向けて、納品期限緩和に取り組む。
SDGsは、国連の開発目標で、持続可能な開発のための17のグローバル目標と169のターゲット(達成基準)から成り立っている。
SDGs目標12.3とは、この17のグローバル目標の12番目の第3項に当たり、2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の1人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させること。
12.5は、12番目の第5項で、2030年までに廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用によって、廃棄物の発生を大幅に削減することを目標としている。