オイシックスnews|ミールキット「Kit Oisix」全品の外袋を植物由来プラに変更

オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)が運営する「Oisix」は、ミールキット「Kit Oisix」の外袋を、サトウキビ由来の植物原料を配合したバイオマスプラスチック素材に切り替える。2020年4月出荷分より順次切り替えを実施し、5月には全品切り替えとなる予定だ。

バイオマスプラスチックの活用と、プラスチックの減容化によって、年間で石油由来プラスチック使用量を約3トン、二酸化炭素(CO2)排出量を約13トンそれぞれ削減できる。また、外袋を構成する袋、レシピポケット、インク、接着剤の全ての要素でバイオマス素材を使用している。これはミールキットでは日本初の取組みとなる。

Kit Oisixは、必要量の食材とレシピがセットになったミールキットだ。必要量の食材のみ入っているため、家庭での食材廃棄を減らすことが可能である。利用者への調査で、1食あたり食材廃棄量が約3分の1に減少していることがわかっている。余剰野菜の活用や有機野菜、特別栽培野菜など、環境に配慮した食材を利用して、環境、食品ロスといった課題解決にも寄与する商品となっている。

Kit Oisixは、2013年7月から展開し、2019年11月末時点で累計出荷数が4500万食を越えている商品だ。

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