ファミマnews｜飲料を補充するAIロボットを主要都市圏300店舗に導入　

(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)は8月10日(水)、飲料補充AIロボットを主要都市圏で展開する300店舗へ導入すると発表した。8月より順次導入を開始し、店舗のさらなる省人化・省力化を推進する。

導入するのは、Telexistence(株) (東京都中央区、富岡仁CEO、以下「TX」)が開発したAIロボット「TX SCARA」および店舗作業分析システム「TX Work Analytics」。

「TX SCARA」は、店舗従業員への作業負荷の大きい飲料補充業務を24時間行い、これまで人間が行っていた飲料補充業務を完全になくすことを目指す。TXのロボット・AI技術の活用により、店舗人員を増やすことなく新たな時間が創出され、店舗の労働環境や売場のさらなる質の向上、店舗の採算性の改善が可能となる。

また、店舗作業分析システム「TX Work Analytics」も併せて導入する。店舗従業員が位置情報の発信機を装着し、店内に設置された受信機が位置データを認識することにより、各時間帯における業務の作業時間を可視化・分析が可能となり、店舗業務の一部をAIロボットが担うことを前提とした最適なワークスケジュールと人員配置を進めることで、店舗経費の低減とより質の高い店舗運営の実現に繋げる。