東急ストアnews｜リテールメディア事業の実証実験を開始

(株)東急ストア(東京都目黒区、大堀左千夫社長)はグローリー(株)(兵庫県姫路市、三和元純社長)と協同で、データ活用サービス「BUYZO Media(バイゾーメディア)」を用いたリテールメディアの協同構築を目指し、2024年1月上旬～4月末の期間、東急ストア中目黒本店と中央林間店において実証実験を行う。

この実証実験では、
①東急ストアへの来店促進を目的としたデジタル媒体向け広告の最適化
②店頭での来店検知システムによる来店客数や年齢・性別などのデータ分析
③店頭広告の視聴状況の解析
④来店客購買行動分析レポートの高度化
など、リテールメディアの多機能化・⾼度化策を実施し、東急ストア、来店客、広告主それぞれに対するメリットの検証と広告主の継続的なリテールメディアの利用意向を検証する。

また、それ以外にも東急ストア内のレジ混雑解消を目的とし、AIカメラを用いたレジ周辺の来店客の購買行動や混雑状況の分析と、混雑予測に関する実証実験も行う。

BUYZO Media は、顧客のスマートフォンのGPS位置情報やAIBeaconから得られる顧客の個人情報に該当しない属性、購入データ、滞在時間などの情報をDMPP(データ・マネジメント・プラットフォーム)に収集し、分析・可視化することで、店舗への来店状況や購買傾向に基づいた最適なデジタル広告の配信や店内コミュニケーションが⾏える。また、顧客の潜在的な興味関⼼に沿った広告配信が可能なため、集客⼒向上と顧客の購買⾏動促進に⼒を発揮するサービス。