リテールパートナーズnews|第3次中期経営計画策定/2026年度2960億円

(株)リテールパートナーズ(山口県防府市、田中康男社長)は、2024年2月期から2027 年2月期までの3カ年におけるグループの中期経営計画を策定した。

2015年に持株会社としてスタートしたリテールパートナーズは、2017年に(株)マルキョウと経営統合して現体制になった。翌2018年から中期経営計画を策定してきた。

2024年2月期に終えた第2次中期経営計画では営業収益目標2480億円に対し、実績2521億円、経常利益では目標76億円に対し、実績77億円を達成した。ROEも目標6.0%を達成した。

新しい中期経営計画では「2035年度、『地域の多様なニーズに応え幸せを創出する』」を掲げて、九州・中国から近畿地⽅までの⻄⽇本で、5000億円規模のローカル流通グループを目指している。

 

具体的な戦略では3つの基本方針を掲げている。

第一に既存事業の強化・新ニーズへの対応として地域シェア拡大、店舗の競争力強化、収益性の強化の戦略を挙げている。第二の経営インフラの整備・⾼度化ではグループ連携の強化、人材開発、DX推進による生産性改善を進める。

第三のステークホルダーとの関係強化ではESG経営の推進と財務戦略を挙げている。

最終年度の数値目標は営業収益2960億円(2023年度⽐117.4%)、経常利益98億円(126.8%)、経常利益率3.5%(+0.3pt)、ROEは7.0%以上としている。また女性管理職比率は2024年2月期8.36%に対して13.2%、男性育児休業取得率55.1%に対して83.3%を目指している。

関連カテゴリー

戦略 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧