イオンリテールnews|伊政府の「GDOプロジェクト」と契約、直輸入1.7倍目標
イオンリテール(株)(千葉市美浜区、井出武美社長)は4月に、イタリア大使館貿易促進部とイオングループとして初めて「GDOプロジェクト」を締結した。
「GDOプロジェクト」とは、イタリア企業の海外進出を海外の大規模小売チェーンとの直接契約によって支援するイタリア政府による特別事業だ。日本ではイタリア大使館貿易促進部が運営している。
イオンリテールは、食品・ワイン部門に特化した「GDOプロジェクト」の契約を通じてイタリア大使館貿易促進部と強固なパートナーシップを築き、2025年秋までの契約期間、既存のイタリア直輸入商品、新たな取引先企業や商品の発掘を推進することで、イタリア製品輸入拡大に取り組む、2024年度の直輸入商品の取引高は前年と比較して1.7倍を目標にする。
イオンリテールではGDOプロジェクトを通じ、イタリア大使館貿易促進部から多くの現地サプライヤーを紹介され、未開拓の分野でも新たな商品を発掘して魅力ある品揃えを強化している。今後は、イタリア直輸入商品には、イタリア大使館貿易促進部から使用許可されたロゴマークや、イタリアのあいさつを由来とする「CiaoItalia」を合言葉としたキービジュアルの販促物を利用していく。また特設サイトやSNSでの商品紹介、料理研究家とのコラボレシピなども公開を予定している。
今年秋には、イオンリテール約350店舗を中心に、イオングループとして過去最大規模となるイタリアフェアの開催を計画する。