ファミマnews｜店舗売場面積拡大のためイートインを売場に変更

(株)ファミリーマート（東京都港区、細見研介社長）は店舗の売場面積拡大に注力するため、全国の店舗に設置しているイートインスペースを、商品・サービス関連商材を取り扱う売場へ順次変更する。売場面積を拡大することによって、品揃えを拡充させることで利便性の向上につなげていく。

ファミリーマートでは2013年から快適な店舗空間づくりの実現を目指して、イートインの設置を進めてきた。現在、約7000店舗にイートインを設置している。

しかし新型コロナウイルス感染症の発生以降、お客のコンビニエンスストアの利用方法が多様化し、イートインの利用にも変化が見られるようになった。そこで、店内スペースの有効活用、幅広い商品の提供を目的にイートインの売場化を推進していく。

拡げた売場には、需要が拡大している「コンビニエンスウエア」などの衣料品や、トイレットペーパーや洗剤などの生活必需品を中心に品揃えする。日常の買物の場として活用されることを目指す。

今後は、イートインの売場化を実施した店舗での効果検証を行いながら、個店ごとに適した売場を構築するため、適宜イートインの売場変更を進めていく。