イオン東北news|秋田県能代市で「じゅんさい」農業体験を実施
(株)イオン東北(秋田県秋田市、辻雅信社長)は 7月5日(土)、(株)秋田芝生(秋田県山本郡三種町、石川洋子社長)の協力のもと、「イオン チアーズクラブ」のメンバーが能代市でフードアルチザン(食の匠)「じゅんさい」について学ぶ農業体験を実施する。
<昨年7月の「じゅんさい」農業体験の様子>
「イオン チアーズクラブ」は、公益財団法人イオンワンパーセントクラブの「子どもたちの健全な育成」事業の1つ。小学生を中心とした子どもたちが、全国のイオングループの店舗周辺を活動拠点として、環境や社会貢献をテーマにさまざまな体験学習を行い、楽しく学び、考える活動を行っている。
この活動の一環として、イオン東北は「じゅんさい」について学ぶ農業体験を実施する。「イオン チアーズクラブメンバー」は、生産者から植物をつくる過程やおいしさへのこだわりについて学ぶとともに、じゅんさいの摘み取りを体験し、自分たちが住んでいる地域の農業や環境について楽しみながら理解を深める。
世界自然遺産「白神山地」からそそぐ清らかな水が育てた「じゅんさい」は、ぷるんとしたゼラチン状の膜に包まれた水草の一種。その歴史は古く、万葉集に別名「ぬなわ」と詠まれ、夏の季語としても使われてきた多年草の水生植物。独特のぬめりとつるりとしたのどごしは、初夏の味覚として親しまれている。
<じゅんさい>
「フードアルチザン(食の匠)」は、「地域の食文化を守る活動をしてほしい」という顧客からの声を受けて、2001年に発足した。全国各地で郷土の味を守り続ける生産者とともに、自治体や大学研究機関の協力をあおぎ、日本の優れた食文化の継承に取り組んでいる。2025年6月現在、1道1府28県の41品目で「フードアルチザン(食の匠)」活動を展開している。