良品計画news|エネルギー会社「ムジエナジー」を設立/JERAと共同出資
(株)良品計画(東京都文京区、清水智社長)は9月1日(月)、太陽光発電の開発などの再生エネルギー発電事業の特別目的会社を設立した。
「MUJI ENERGY(ムジエナジー)」と名付けられた新会社は、発電事業、再生可能エネルギー事業大手の(株)JERAとの共同出資による。良品計画は2030年までにグループ全体の温室効果ガス排出量を2021年8月期比で50%削減を目標に掲げている。
一方、JERAは「JERAエミッション2050」を掲げて、2050年時点で国内外のJERA事業から排出されるCO2の実質ゼロを目指している。新会社では地域生活者への配慮、水環境保護、生物多様性の観点から独自の開発基準を設けて、すべての発電所候補地に対する視察を実施、評価した上で太陽光発電所を設置する。
JERAの子会社のバーチャルPPA(PowerPurchaseAgreement)により、良品計画が全量を取得、テナント店舗などの電力消費によるCO2排出削減を見込む。年間電力使用量の約20%、約8000トンの削減を見込む。