薬王堂news｜スマホ向け｢公式アプリ」2種を18年1月同時提供開始

(株)薬王堂（岩手県紫波郡、西郷辰弘社長）は、スマートフォン向け「薬王堂公式アプリ」と「薬王堂版歩いておトク（仮称）」を2018年１月（予定）から同時に提供開始する。

第1の薬王堂公式アプリは、薬王堂に関する機能や情報を無料で届けるスマートフォン(iOS／Android)向けアプリだ。

薬王堂では、従来の薬王堂ポイントカードを刷新し、今年2017年1月1日から「WA!CA（ワイカ）」を全店に導入した。ワイカは、出光クレジット(株)が発行するポイントカードである。薬王堂公式アプリでは、そのワイカのポイントカード機能や店舗・チラシ情報などを提供する予定だ。さらに店頭での買物に使えるクーポンも取り揃えて充実させる。

第2の「薬王堂版歩いておトク（仮称）」は、ドコモ・ヘルスケア(株)が2016年から提供しているスマートフォンアプリ「歩いておトク」を薬王堂向けに開発したものだ。これは、ウォーキング用のスマートフォン(iOS／Android）向けアプリで、WA!CA（ワイカ）ポイント会員を対象にしている。歩くと「わいわいマイル」を貯めることができ、貯まったマイルは薬王堂公式アプリでクーポンに交換できる。毎日の歩数が買物で使えるクーポンに交換できることから、自然に歩くことを意識するようになるし、楽しみながら健康づくりができる。

薬王堂は、岩手県を中心に東北エリアに2017年7月現在230店舗のドラッグストアチェーンを展開する。1978年に前身の「都南プラザドラッグ」をスーパーマーケット都南プラザに開業。1981年に有限会社薬王堂設立。2005年にジャスダック証券取引所に株式を上場。2013年東京証券取引所市場第二部に株式を上場。2016年には東京証券取引所市場第一部銘柄に指定された。2016年2月期の売上高は669億3700万円と、リージョナルチェーンとして健闘している。

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