ファミマnews｜店内マルチコピー機でスマホ用電子証明の行政サービス開始

(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)は12月20日(水)から、デジタル庁、地方公共団体情報システム機構と連携し、店内設置のマルチコピー機を使って行政サービスの「スマホ用電子証明書」への対応を開始する。

東京都内のファミリーマート店舗約2400店での利用がスタートし、2024年1月22日(月)からは全国のファミリーマート店舗約1万6400店に拡大していく。

同社店舗に設置しているマルチコピー機は、マイナンバーカードや住民基本台帳カードを利用して、住民票の写しや印鑑登録証明書などの各種証明書を発行することができる。

今回、スマホ用電子証明書にマルチコピー機が対応することで、マイナンバーカードを持たずに、スマホ用電子証明書を搭載したスマートフォンで各種証明書のコンビニ交付サービスが利用できるようになる。

「スマホ用電子証明書」とは、マイナンバーカードと同等の機能（署名用および利用者証明用の電子証明書）を持つ、スマートフォン用の電子証明書のことである。利用するにはマイナンバーカードをが必要となる。

発行可能な証明書は、住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍証明書、戸籍附票の写し、各種税証明書など。発行可能時間は、午前6時30分～午後11時00分までとなっている。

なお、市区町村により取得できない場合や、取得できる証明書が異なる場合もある。