楽天news｜ロボット配送サービス｢楽天無人配送｣晴海エリアで開始

楽天グループ(株)（東京都世田谷区、三木谷浩史会長兼社長）は11月6日(水)から、自動配送ロボットによる小売店や飲食店の商品配送サービス「楽天無人配送」を、東京都中央区晴海全域、月島と勝どきの一部で開始した。楽天の自動配送ロボットでの無人配送サービスは、都内では初の取り組みとなる。自動走行および遠隔操作で運行する。

スマートフォン向けの専用サイトから、「スターバックス コーヒー 晴海 トリトンスクエア店」「スーパーマーケット文化堂 月島店」「吉野家 晴海 トリトンスクエア店」の3店舗の商品を注文すると、配送区域内のマンションやオフィス、公園などの62カ所で受け取ることができる。

取り扱うのは3店舗で提供する温かい料理や冷たい飲み物、生鮮・冷凍食品、日用品など、5300品以上の商品。

同サービスは年末年始などの一部を除き、夜間や雨天時も毎日配送する。配送時間は10:00～21:00（各店舗の営業時間に準ずる）で、最短30分から最長6日先までのうち、15分ごとの枠から指定できる。専用サイトでは、配送中の自動配送ロボットの現在地や到着予定時刻も確認できる。到着時は、自動音声電話とSMSで暗証番号が通知され、機体の操作パネルに入力することで、商品を受け取れる。

楽天では2021年3月、神奈川県横須賀市で国内初めての自動配送ロボットの公道走行によるスーパーマーケット「西友」からの配送サービスを実施。2022年11月からはつくば駅周辺で、期間を限定しない定常サービスとして自動配送ロボットを運用している。