ホールフーズnews｜感謝祭向けオーガニック七面鳥3.49ドルの安売り販売

ホールフーズ・マーケットは、今週木曜日(22 日)の感謝祭を前に、ターキーの特別価格を発表している。ターキー(七面鳥)はこの時期、最も重要な商品である。

感謝祭の「サンクスギビングデー」は、別名｢ターキーデー」とも呼ばれる。なぜターキーなのか、については諸説あってわからない。

とにかくスタンダードなアメリカ人たちの食卓には、サンクスギビングデーの当日に、七面鳥の丸焼きが登場して、クランベリーソース、マッシュポテト、七面鳥の焼き汁でつくったグレービーソースなどが添えられる。

ホールフーズはオーガニックのターキーを1ポンド（454グラム）あたり3.49ドル、抗生剤無使用のターキーを1ポンド2.49ドルで、22日まで提供している。

また、アマゾンのプライム会員には、それぞれ50セント安い価格の2.99ドル、1.99ドルで販売する。この販促はホールフーズが用意した在庫が続く限り、22日まで続けられる。事前にオンラインで注文した顧客には、在庫が揃い次第、さらに22日以降も、告知の価格で販売される。

非会員の顧客が店舗でプライム会員になると、次回以降のホールフーズ・マーケットでの20ドル以上の買物に対して20ドルの割引が提供される。そして新会員には30日間のお試し期間が与えられる。

サンクスギビングデーの朝には、ホワイトハウスで大統領が、二羽の七面鳥を屠殺される運命から恩赦する。この行事を「Turkey Pardon」という。そんな風にしてターキーはアメリカの多くの家庭で購入され、消費される。ウォルマートは1ポンド98セントのターキーを売り物にしている。

スーパーマーケット各社も例外なく、ターキーのディスカウントを行う。このホールフーズのプライム会員用の売価は、コストコの売価と同じインパクトがある。しかもホールフーズの品質・グレードが背景にある。

昨2017年8月28日のアマゾンによる買収のあと、ホールフーズは格競争力を強化しつつ、アマゾンプライム会員募集の先兵となっている。それがこの感謝祭のターキー売価に現れている。