ベッド・バス&ビヨンドnews|第1Q売上高6.6%減・3.7億ドル純損失
ホームファッションチェーンのベッド・バス&ビヨンド(ニュージャージー州ユニオンタウンシップ、 メアリー・ウィンストン暫定CEO)は、6月1日で終了した2019年度第1四半期の決算を発表した。
売上高は25億7299万ドル(1ドル100円換算で2573億円)で、これは前年同期比で約6.6%減。そして営業損失は4億0684万ドル(406億8400万円)、純損失は3億7109万ドル。371億円の赤字であった。
メアリー・ウィンストン(Mary A. Winston)暫定CEOは、5月に役員に就任したが、「トランスフォーメーション&戦略委員会」を組織して、4つの喫緊の優先目標を掲げた。
■メアリー・ウィンストン暫定CEO
その目標の第1は売上げの安定、第2はコスト構造の見直し、第3は会社の資産とバナーの見直し、第4は組織構造の見直しだ。
調査会社「コアサイト リサーチ(Coresight Research)」によると、同社は、今年15店舗をオープンしながら、少なくとも40店舗を閉鎖する予定だ。
同社は、これまで「コストプラス・ワールドマーケット」「バイ・バイ・ベビー」「パーソナライゼーションモール」「クリスマスツリー・ショップ」などを買収してきたが、これらのバナーが不採算部門となっている。
2019年度通期では、114億ドル~117億ドルの売上げを予測している。なお、エグゼクティブ・サーチ(Executive Search)社を通じて引き続き、新CEO候補者を探している。