ウォルマートnews|社員にマスクかフェイスカバーの着用を義務付け

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロン社長)は、顧客と社員の健康を守るためにこれまで多くの措置を講じてきたが、4月20日からは社員に対してマスクまたはフェイスカバーの着用を義務付けている。

現在、CDC(疾病管理予防センター)が新型コロナウイルス感染の拡大を抑制するため、食料品店などの公共の場ではフェイスカバーを着用することを推奨している。ウォルマートのこの措置はこれを受けたもの。

ウォルマートスーパーセンター、サムズクラブ、ネイバーフッドマーケットなどの店舗、配送センター、フルフィルメント・センター、本社オフィスで働くすべての社員にマスク着用を義務付けるだけでなく、顧客にも推奨する。

ただし、マスクの着用は万全なものではなく、「620-100ルール」を厳守しなければならないことを強調している。

社員は出勤すると、体温を測定し、健康に関する質問を受けてから仕事に就く。マスクは持参品でもよいが、持っていない場合は会社から支給される。

またこれにあわせて有給休暇に関する緊急措置を5月末まで延長することも発表した。新型コロナウイルスに感染して仕事を休んだとき、引き続き必要なサポートを受けることができる。

日本の小売業の現場からすると当たり前の感じがするが、アメリカでは進んだケースである。

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