ウォルマートnews|スーパーセンターで全セルフレジに置き換える実験
ノースウェスト・アーカンソー・ニュースによると、ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は、本社のあるアーカンソー州ベントンビル近郊のフェイエットビルのスーパーセンターで、店内の全てのレジをセルフレジに置き換える実証実験を行っている。
この実証実験は、社員との接触を減らし、精算時間を短縮するのが目的だ。もちろん、顧客が助けを必要とする場合は、対応する社員が控えている。ウォルマート傘下のサムズ・クラブでは、ほとんどの店舗でセルフレジを導入しており、アプリを使ったセルフ・チェックアウトサービスも行っている。
この実証実験が、COVID-19対策の一つなのかどうかは説明されていない。ディスカウントストアはセルフサービスが基本であり、社員による顧客対応をできるだけ減らすことで生産性を上げている。顧客サービスが少ない分、レジがそれを補う場所ともなっているので、全てセルフレジにすることには議論の余地もある。
メンバーシップホールセールクラブ業態のトップ企業コストコは2013年に一度、セルフレジを撤廃したが、2019年から復活させており、現在、全店舗の約半分に導入している。