ホームデポnews|第3Q売上高23.2%増の335億ドル・営業利益22.9%増
全米最大・世界最大のホームセンターで、全米チェーンストアランキング5位のホームデポ(ジョージア州アトランタ、クレイグ・メニアCEO)が、11月1日で終了した2020年度第3四半期の決算を発表した。
8月~10月の売上高は前年同期比23.2%増の335億3600万ドル(1ドル100円換算で3兆3536億円)、営業利益は22.9%増の48億5200万ドル(4852億円)、純利益は23.9%増の34億3200万ドル(3432億円)と大幅な増収増益となった。
既存店の売上高はグローバルでは24.1%増で、過去最高の伸び率だった。国内でも24.6%増となった。今期もCOVID-19の感染拡大は止まらず、ネスティング需要が続いた。巣ごもりする顧客はDIYに勤しみ、客数は13.0%増、客単価は72.98ドルで、10.2%増となった。
オンライン販売は店舗でのピックアップが定着し、前年同期比で80%増加した。そのうちの60%はフルフィルメントセンターではなく、店頭在庫から出荷されている。オンラインの売上高は売上げ全体の13%を占める。
ホームデポは米国国内、カナダ、メキシコに2295店舗を展開している。
クレイグ・メニアCEOは「第3四半期の高い需要に対してわれわれが対応できたのは、それまでの事業と従業員に対する投資があったからです」と述べている。
〈クレイグ・メニアCEO〉
決算発表に先立つ16日、かつてホームデポ傘下にあった建設資材卸「HDサプライ・ホールディングス」を約87億ドルで買収すると発表している。