全米小売業協会news|2020年ホリデー商戦は3.6%~5.2%増と予想
全米小売業協会(The National Retail Federation、NRF)は 11月23日、2020年11月と12月のホリデー商戦の売上高は前年度比3.6%~5.2%増加して、総額7553億ドル~7667億ドルになるとの予測を発表した。1ドル100円換算では75兆5300億円~76兆6700億円となる。
これは、昨年の4.0%増、過去5年平均の3.5%増と同等かそれを上回る数字だ。オンライン販売を含む無店舗販売は、昨年の1687億ドル(16兆8700億円)に対して20%~30%増の2025億ドル~2184億ドル(20兆2500億円~21兆8400億円)になると予測されている。
同協会のマシュー・シェイ(Matthew Shay)CEOは次のように述べている。
「今年のホリデーシーズンは例年とは様子が異なっています。小売業者は従業員と顧客の健康と安全を確保するために、前もって数十億ドルを投資する計画を立てています。消費者は、多難だった今年の休暇に家族や友人の精神を高揚させるような贈り物に喜んで出費するつもりであることを示しています。私たちはホリデーシーズンが良い結果に終わることを期待しており、この危機的な時期に経済を前進させるべく、引き続き地方自治体や州当局と協力していきます」