ノードストロームnews|第3Q売上高は15.8%減収も純利益5300万ドル
米国百貨店第2位のノードストローム(ワシントン州シアトル、エリック・ノードストロームCEO) が10月31日で終了した2020年度第3四半期の決算を発表した。
売上高は30億0200万ドル(1ドル100円換算で3002億円)、前年同期比で15.8%マイナスと大幅な減収だった。クレジット・カード収入などを含めた総収入でも16.1%マイナスの30億8900万ドルだった。しかし純利益は5300万ドルの黒字になった(前年同期は7億2300万ドルの赤字だった)。
フルプライス業態(ノードストローム百貨店)の売上高は対前年比7%減、オフプライス業態(ノードストロームラック)の売上高は32%減だった。
COVID-19の感染拡大が収まる様子が見えないなか、消費者の巣ごもり需要も増えている。ノードストロームでもオンライン販売が増加しており、今期は対前年比37%増の16億ドルで、同社の売上高の54%を占めるまでになっている。
10月31日時点での総店舗数は357店で、フルプライス業態100店舗、オフプライス業態249店舗、その他8店舗を米国とカナダで展開している。