ウォルマートnews|第1Q売上高1383億ドル2.7%増/年間予測を上方修正

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は、4月30日で終了した2022年1月期の第1四半期業績を発表した。

第1四半期の売上高は1371億5900万ドル(1ドル100円換算で13兆7159億円)で前年同期比2.6%増、会員費などその他の収入を含めた総収入は1383億1000万ドル(13兆8310億円)で2.7%増加した。営業利益は69億0900万ドル(6909億円)で32.3%増加、純利益は27億3000万ドル(2730億円)で31.6%減少した。

部門別の業績を見ていく。ウォルマートUSの売上高が932億ドル(9兆3200億円)で6.0%増。ガソリン販売を除く既存店売上高は客数が3.2%減少、客単価が9.5%増加、eコマースは37%増加した。営業利益は26.8%増加して55億ドル(5500億円)だった。

国際部門は売上高が273億ドル(2兆7300億円)で8.3%減少したものの、営業利益は12億ドル(1200億円)で48.1%増加した。

サムズクラブ部門の売上高は167億ドル(1兆6700億円)で10.1%増加。ガソリン販売を除く既存店売上高は7.2%増、客数が2.2%増、客単価が4.9%増、eコマースが47%増加した。営業利益は16.4%増加して6億ドル(600億円)だった。

通期の業績予測では、総収入で1桁台前半の減少、国内の既存店売上高はガソリン販売を除き1桁台前半で増加、営業利益は為替の影響を除き1桁台中間で増加と、上方修正している。

ダグ・マクミロンCEOのコメント。
「とても堅調な四半期だった。年度当初よりも楽観的な見方が強まっている。アメリカでは、顧客は明らかに外に出て買物をしたがっています。店舗環境が改善し、eコマースが成長し続けているので、私たちは確固たる地位を築いている」

「前年度の業績発表時に上げた成長のための目標として、顧客がウォルマートを最初に選ぶ店舗になるための店舗改装、ピックアップと配達の能力拡大、ウォルマート+(ウォルマート・プラス)の拡大、ブランド追加、eコマースでのゼネラル・マーチャンダイス商品の拡充、第3者セラー拡大などへの投資が進められた。さらに、Zeekitや MeMDも買収した。結果として、客数の回復やグローサリー市場シェアの増加が見られ、今年全体の成長が期待される」

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