ロス・ストアーズnews|’23年売上高204億ドル9%増・純利益24%増
米国のオフプライスストア(OPS)業態で第2位のロス・ストアーズ(カリフォルニア州ダブリン、バーバラ・レントラーCEO)が2024年1月期の通期決算を発表した。
ロスはTJX同様、百貨店や専門店の売れ残り商品を集めて低価格で販売するOPSである。「Ross Dress for Less®」と「dd’s DISCOUNTS®」2つのバナーで展開する。「Ross」は百貨店や専門店の定価から20~60%引きで販売、「dd’s」は百貨店やディスカウントストアの価格からさらに20~70%引きで販売している。
年間売上高は203億7694万ドル(1ドル150円換算で3兆0566億円)で前年比9.0%増、純利益は18億7452万ドル(2811億円)で24.0%増の増収増益。既存店売上高は5%増だった。
期末店舗数は昨年の2105店から4店舗増え、2109店となった。「Ross」は43州に1764店、「dd’s」は22州に345店を展開する。
レントラーCEOのコメント。
「第4四半期(および通期)の売上高と利益が当社の予想を大幅に上回ったことに満足しています。この計画を超えた売上げは、高質ブランドのバーゲン品の品揃えを改善したことにより、顧客が肯定的に反応してくれたことが要因です」