ウォルマートnews|デジタルシフトを反映した新ブランドを発表

ウォルマート(アーカンソー州ベントンビル、ダグ・マクミロンCEO)は、デジタルファースト、オムニチャネル小売業者への継続的な変革を反映した新しいブランドアイデンティティを発表した。このリブランディングの取り組みは、リーズナブルな価格と顧客サービスの伝統を維持しつつ、企業イメージを現代化することを目指している。

リブランディングの主な特徴は以下の通り。

⑴新しい字体のロゴ
創業者サム・ウォルトンのトラッカーハットにインスパイアされた新しいカスタムフォントを採用する。ブランドの親しみやすさを強調している。

⑵スパーク(Spark)マーク
ウォルマートのエネルギーを象徴し、顧客のショッピング体験を導く存在であり続けるイメージを具現している。

⑶色合い(カラーパレット)
トゥルーブルーとスパークイエローという、ウォルマートの伝統的な色調をベースに、新たな要素を加えた配色を採用する。ブランドの伝統を尊重しつつ、現代的なイメージを醸成することを狙っている。

1951年にアーカンソー州、ベントンビルで創業されたウォルマートは、世界トップの小売業として、人々の生活を豊かにしてきた。創業者サム・ウォルトンの、常に革新を追い求め、顧客に奉仕することにコミットした姿勢を受け継ぎながら、顧客の変化に対応し、買いやすい売価とデジタルによる販売、ヘルス・サービスなどを提供している。

ブランドの刷新は、今年1月からウォルマートのマーケティングキャンペーン、コーポレートサイト、ウォルマートアプリに完全に統合され、今後は順次店舗などにも導入される計画である。

「ウォルマートは、お客様が必要とし、望んでいるすべての製品、ブランド、サービスを提供する、インスピレーションを与えるデジタル小売業者になることを目指しています。このアップデートは、創業者サム・ウォルトンの遺志に根ざしており、お客様にサービスを提供するという当社の進化する能力と長年のコミットメントを示しています」と、ウォルマートUSのシニアバイスプレジデント兼最高マーケティング責任者であるウィリアム・ホワイト氏は述べている。

関連カテゴリー

海外 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧