マツキヨnews|売上高5589億円4.4%増/経常利益・純利益は過去最高

㈱マツモトキヨシホールディングス(千葉県松戸市、大田貴雄社長)は2018年3月期の連結決算を発表した。
日本のドラッグストア業態ではウェルシアホールディングスに次ぐ第2位企業。

売上高は5588億7900万円で前年同期比4.4%の増収。営業利益は335億6500万円で18.1%増、経常利益も361億2300万円で17.2%増、純利益は227億5500万円で二桁の13.1%増。増収で、しかも利益は過去最高となった。

内訳は、小売事業5383億7000万円(4.3%増)、卸売事業174億3700万円(4.9%増)、管理サポート事業30億7100万円(29.8%増)。

営業利益率は6.0%、経常利益率は6.5%で、これは上々の成績。

今期も、5つの重点戦略を設定して、改革に取り組んだ。第1に新たなビジネスモデルの構築、第2に調剤事業の強化・拡大、第3にオムニチャネル化の推進、第4に垂直連携体制の構築、第5に7つのエリアにおける市場シェアの拡大。

第1のビジネスモデルでは、次世代ヘルスケア型店舗「matsukiyo LAB」をさらに展開するとともに、新業態店舗として、働く女性に向けた「Beauty U」をオープンした。インバウンド需要への対応では、新たなエリアへの店舗を展開し、ホテル内へも初めて出店した。これに加えて、同一地域内への出店を強化することで既存エリアにおけるシェア拡大に取り組み、免税対応店舗数は新店を含め、528店舗まで展開を広げた。

第2の調剤事業の強化・拡大に向けた取組みでは、厚生労働省が進める「健康サポート薬局」として15店舗が認定された。また、調剤サポートプログラムの募集も開始した。

第3のオムニチャネル推進では、都内及び千葉県内の一部エリアにおいて「Amazonプライム」会員向けのサービスに出品した。

第4の垂直連携体制の施策では、メーカーとの共同企画商品や専売品の展開を進めた。シオノギヘルスケア(株)、第一三共ヘルスケア(株)、佐藤製薬(株)、(株)資生堂との連携を図り、専用商品やPB商品の展開強化に努めた。これらは専門性の強化、他社との差別化が狙いだ。

マツモトキヨシ成功事例の水平展開、KPI(グループの重要業績評価指標)管理による経営の効率化を継続的に取り組み、各地域事業会社の業績改善を推進した。

強みとなっているグループ会員数(ポイントカード会員/LINEの友だち/公式アプリのダウンロード数)は、この1年間で約1000万人が増え、延べ5480万人を超えている。

新規出店は、93店舗、既存店改装は85店舗、閉店は44店舗。連結会計年度末におけるグループ店舗数は1604店舗。

2019年は、売上高5850億円(前年同期比4.7%増)、営業利益355億円(同5.8%増)、経常利益380億円(同5.2%増)、当期純利益245億円(同7.7%増)を見込んでいる。

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