セブン&アイnews|コンビニ既存店0.3%増/イトーヨーカ堂・ベニマル苦戦

(株)セブン&アイホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が、5月の主要事業会社の営業情報を発表した。

(株)セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区、古屋一樹社長)の既存店は、前年同月比で客数98.2%、客単価102.1%、売上高100.3%。全店ベースの売上高は103.4%。5月末の店舗数は2万0385店で、4月から48店舗増加した。

7-Eleven,Inc.(ドルベース)の米国内既存店売上高は100.0%と横ばいだ。チェーン全体では売上高135.7%。商品売上高は112.8%、ガソリン売上高が165.1%。

(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区、三枝富博社長)は、既存店の商品売上高は97.1%と前年より2.9ポイントのマイナス。客数97.2%が響いた。全店ベースの売上高は96.9%。商品売上高は95.5%。テナント他は100.6%とわずかに前年をクリアした。

(株)ヨークベニマル(福島県郡山市、真船幸夫社長)の既存店は客数99.4%、客単価98.3%で、売上高は97.8%。全店ベースでは、売上高100.9%で前年を上回っている。

(株)そごう・西武(東京都千代田区、林拓二社長)は、既存店売上高97.4%。全店ベースの売上高は84.1%。

デニーズを展開する(株)セブン&アイ・フードシステム(東京都千代田区、小松雅美社長)は、既存店の客単価は104.7%だったが、客数が94.1%と伸びず、売上高は98.5%。さらに全店ベースの売上高も97.1%と振るわなかった。

5月もコンビニが牽引する状況は変わっていない。

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