オークワnews|第1四半期は営業収益▲0.2%/経常利益▲76%の大減益

(株)オークワ(和歌山市、大桑堉嗣会長兼CEO)は、2018年2月期第1四半期の決算を発表した。

営業収益は641億6400万円(前年同期比▲0.2%)、営業利益3400万円(▲88.6%)、経常利益8700万円(▲75.8%)、純利益2億2100万円(17.5%増)となり、厳しい結果となった。

年度スローガンを『業務改革と働き方改革で現場力を高め、多様化するお客様ニーズへの対応に全力を尽くそう』と策定。岐阜県安八郡安八町に惣菜工場の「オーデリカファクトリー安八」を新設。東海地方に合った商品・味の提供ができる体制を整えた。

プライスカット業態の業績向上のため、第1四半期までにプライスカット店舗25店舗中、20店舗に電子マネーとオーカードの導入を行っており、会員獲得と販売促進に寄与している。

期間中の店舗の改装は3店。「オ-・ストリート紀の川井阪店」(和歌山県紀の川市)と「河内長野店」(大阪府河内長野市)の2店舗では大改装を実施し、ベーカリー・惣菜バイキングの導入、酒類の品揃え拡大、イートインコーナーを新設した。

「新宮駅前店」(和歌山県新宮市)では、冷蔵ケースの入替、店内美装を含めた改装を実施し、3店舗ともに好調に推移している。

この結果、第1四半期においては前年に比べ営業日数が1日少なかったこともあり、客数は前年同期比▲0.5%だったが、客単価は0.9%増と前年を上回った。
連結子会社については、食品スーパーの(株)ヒラマツで、太田店の改装に伴う15日間の休業と改装費用の負担はあったが、改装後、同店は順調に伸長している。

外食の(株)オークフーズは、営業収益は前年同期比5.7%減となったが、経費削減により営業損益は前年同期より改善した。

施設管理業務の受託を行っている(株)リテールバックオフィスサポートは、受託の拡大を順調に進めている。

検索ワード:オークワ 第1四半期 決算 

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