スギnews|4570億円6.1%増・経常利益8.5%増と好調決算

スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦広一社長)が発表した2018年2月期決算は、売上高が4570億4700万円(前年同期比6.1%増)、営業利益247億6000万円(8.4%増)、経常利益259億0000万円(8.5%増)、当期純利益164億1100万円(9.8%増)の増収増益となった。

営業利益率は5.4%、経常利益率は5.7%。

スギホールディングスグループはドラッグストア6位企業。中核企業である(株)スギ薬局は地域医療対応型ドラッグストアを掲げ、調剤、在宅医療などを行っている。また関東・関西を地盤にするジャパン(株)はエブリデーロープライス型のドラッグストアを展開している。

ドラッグストアは、ウェルネスを基軸とした商品・サービスの拡充と売場づくりを進めた。具体的には、顧客ニーズに合わせた商品分類に変更し、売場も変えた。とくにウェルネスの切り口からの健康食品・サプリメントなどの商品情報を充実させたウェルネス関連売場を拡げた。

また行政・団体・地元企業と連携した「地域密着・深耕策の推進」として、ウェルネスフェスタ、店舗を活用したウォーキング大会、健康相談会、がん検診などを行った。

さらに顧客・患者に最適なサービスを提供するためにITを活用したヘルスケア領域のビジネスモデルづくりにも取り組んでいる。

80店の積極的な新規出店と、62店を改装する一方、23店を閉店した。総店舗数は1105店と、前期末より57店増加している。

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