経済産業省 news|「健康経営優良法人2025」/イオンなど9社が「ホワイト500」
経済産業省は「健康経営優良法人2025」を発表した。「大規模法人部門」では3400法人が選ばれていて、上位500法人に付けられる「ホワイト500」では9社の小売業が認定された。
「ホワイト500」※五十音順
(株)アインホールディングス、サツドラホールディングス(株)、(株)コジマ、(株)富士薬品、イオン(株)、(株)マツキヨココカラ&カンパニー、(株)ローソン、(株)丸井グループ、(株)ビックカメラ
健康経営優良法人認定制度とは、2016年度に経済産業省が創設した制度。優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから評価される環境整備を目的としている。
経済産業省と日本健康会議が共同で認定していて、「健康経営優良法人2025」として、「大規模法人部門」に3400法人(上位500法人には「ホワイト500」の冠を付加)、「中小規模法人部門」に1万9796法人(上位500法人には「ブライト500」、501~1500位法人には「ネクストブライト1000」の冠を付加)が認定された。
大規模法人部門では、多くの小売業が認定されている。7年連続で認定されたヤオコーは、健康経営の推進役としてCHO(Chief Health Officer)を選任して、健康経営プロジェクトを新設している。パートナー社員まで含めた健康診断の推奨と受診率の向上、店舗での働きに合わせて考案されたオリジナル体操「ヤオコー体操」の実施、年1回の「ヤオコー大運動会」の開催など社内スポーツイベントの企画が評価された。
また、ドラッグストアセイムスを展開する富士薬品は「健康経営優良法人」認定は6年連続であり、とくに優良な取り組みを実践している上位500法人を認定する「ホワイト500」の認定は4年連続。
ヤマダホールディングスおよびヤマダデンキは2025年版で初めての認定となった。