カインズnews|「静岡県SDGsアワード」で最優秀賞/掛川店拠点の循環モデル

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(株)カインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長)は、自治体、水処理事業、物流事業との共創事業による「製品プラスチック」の拠点回収および資源循環モデルを展開し、「静岡県SDGsビジネスアワード2024」の優秀賞を受賞した。

静岡県では、環境ビジネスに取り組んでいる法人、もしくは、これから取り組みたい法人を対象とし、静岡県をフィールドとして環境課題の解決に貢献する事業アイデアを幅広く募集している。

採択された事業アイデアは、事業化に向けてメンタリングを実施。最終的な事業アイデアを「静岡県SDGsビジネスアワード」県知事賞・優秀賞・奨励賞として表彰し、環境ビジネスの普及拡大を目指す。

2024年は8団体が採択された。小売業では唯一、カインズが、掛川市、(株)太洋サービス、(株)プラニックとの共創による「掛川モデル『製品プラスチック』の拠点回収による資源循環事業」が採択例となった。

2050年のカーボンニュートラル(二酸化炭素の排出ゼロ)を目指す掛川市のビジョンに賛同し、掛川市、(株)プラニック、(株)太洋サービスとカインズが共創して始められた。

事業では、市民が不要になった収納ケースやバケツなどのプラスチック製品をカインズ掛川店に持ち込み、それを再生して新たな製品に生まれ変わらせることで、持続可能なプラスチックの「資源循環モデル」を構築することを目指している。2024年4月20日(土)から9月30日(月)までの約5カ月間にわたり、回収とリサイクル方法を検証するための実証実験をおこなった。

効果は回収量は65t(うち54tをリサイクルして原料化)、CO2削減効果は32t、焼却コスト削減効果は約300万円となり、市民が参加しやすいモデルとして、環境負荷削減と経済効果の両方を実現した。

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