ゼビオnews|年商2345億円5%・経常利益52%の増収大幅増益

スポーツ用品チェーンのゼビオホールディングス(株)(福島県郡山市、諸橋友良社長)の2018年月期決算は増収増益だ。団塊世代を初めとするアクティブシニアがスポーツやアウトドアの市場をけん引している。その追い風を受けた。

売上高2345億9500万円(前期比5.0%増)、営業利益109億2100万円(47.0%増)、経常利益113億8900万円(51.9%増)、純利益42億4900万円(42.0%増)の大幅増益を達成している。

営業利益率は4.7%、経常利益率は4.9。

増収増益の要因は、一つは個店対策の徹底と時流を捉えた商品展開を推進して客数が伸長した。もう一つは中小型店舗を中心に積極的な在庫投入を行い、販管費を見直したことで効率化が進んだ。また地域MDの強化も売上げ好調につながった。

期中の出店はスーパースポーツゼビオ2店舗にとどめ、資源を既存店投資に集中させた。3月末時点での国内外におけるゼビオグループの店舗数は、772店。

部門別売上げでは、ウィンター用品・用具は前年同期比2.2%増、ゴルフ用品・用具11.5%増、スポーツアパレル6.7%増、アウトドア・その他は5.2%増と、すべて前年をクリアしている。

ゼビオグループでは2017年6月に中期経営計画を発表している。2020年3月期における売上高2600億円、営業利益135億円、純利益86億円、ROE7%を目標とする。それに向けて2019年3月期は、売上高2443億3400万円(4.2%増)、営業利益120億5000万円(10.3%増)、経常利益121億0900万円(6.3%増)、純利益45億4200万円(6.9%増)を計画する。

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