綿半news|年商1023億円の増収増益/小売り669億円14%増・利益32%増
綿半ホールディングス(株)(東京都新宿区、野原勇社長)の2018年3月期決算が発表された。スーパーセンターを主に展開する(株)綿半ホームエイド、スーパーマーケット運営の(株)綿半フレッシュマート、ホームセンターの綿半Jマートを傘下に置く。
売上高は1023億6400万円(前期比10.3%増)、営業利益23億4600万円(19.2%増)、経常利益25億0100万円(25.4%増)、純利益14億8300万円(同10.4%増)の増収増益だ。営業利益率は2.3%、経常利益率は2.4%。
小売業の売上高は669億9200万円(同13.9%増)、セグメント利益は13億3900万円(同32.0%増)と好調だ。
スーパーセンター事業では、前期に(株)綿半Jマートを取得したことが大きく寄与した。またEDLP(エブリデー・ロー・プライス)戦略が奏功した。
また2017年1月に設立した共同仕入れ会社「綿半パートナーズ(株)」を軸に、グループ共同仕入れによる原価低減や物流拠点の集約化を図り、EDLC(エブリデー・ロー・コスト)戦略を推進している。またグループ内に複数あったECサイトを統合して強化。
店舗ではコミュニティスペースを設置するなど滞在型の店づくりに取り組んだ。一方で、採算が厳しい都内の国分寺店・東村山店は収益力の高い都市型スーパーセンターのモデルにリニューアルし、老朽化が著しかった三鷹店を閉店した。