ケーヨーnews|第1Qは売上高316億円/前年比14%減・営業利益77%減

(株)ケーヨー(千葉市、醍醐茂夫社長)は、2019年2月期第1四半期(2018年3月1日~5月31日)の決算を発表した。

売上高315億6700万円(前年同期比▲14.0%)、営業利益2億0400万円(▲76.8%)、経常利益4億1000万円(▲63.3%)、純利益2億7000万円(▲59.9%)の大幅な減収減益となった。

売上高対比の営業利益率は0.6%、経常利益率は1.3%。

期間中は、2021年2月期を目標到達年度とする中期経営計画に沿って、既存店の抜本的な改善策を施した。

粗利益を重視し、経費の効率化を進めながら顧客ニーズに合った品揃えやサービスを提供することで、売上高・客数を確保する戦略をとってきた。

2017年1月に経営統合したDCMホールディングス(株)との取り組みでは、物流体制を統一したうえで、商品入れ替え作業をさらに本格化させている。

DCM棚割導入改装を3月に一宮八幡店(愛知県一宮市)で、4月に扶桑店(愛知県丹羽郡扶桑町)で実施して、リニューアルオープンした。

また、折込チラシを中心とした広告宣伝費の見直しを行い、販売促進費の効率化を図りながら「ゴールデンウィークセール」や「創業祭」による集客も引き続き行った。

しかし、商品入れ替え作業による機会損失・経費の増加の影響もあって、大幅な減収減益となった。

2019年2月期通期の連結決算は、売上高1278億円(前期比3.3%減)、営業利益23億円(50.3%増)、経常利益30億円(22.4%増)、純利益16億5000万円(27.2%増)を目指しているが、下方修正を余儀なくされそうな気配だ。

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