千趣会news|2019年下半期は売上高571億円9.5%減で営業&経常損失

(株)千趣会(大阪府大阪市、星野裕幸社長)が2019年12月期の第2四半期決算を発表した。

売上高571億9900万円(前年同期比9.5%減)、営業損失11億3800万円、経常損失9億9300万円、四半期純損失11億5300万円と危機的な状況である。

販売費および一般管理費を10.7%減少させたが、売上高が9.5%減少し、売上総利益の額が、前年同期に比較して31億3100万円減少している。

カタログとインターネットを中心とする通信販売事業の売上高は447億7900万円(14.1%減)となった。営業損失は16億2600万円(前年同期は16億1000万円の営業損失)と、改善していない。

ハウスウエディングを中心とするブライダル事業は売上高88億8000万円(8.3%増)、営業利益は3億1200万円(138.0%増)と、こちらは好調だ。

法人向けの商品・サービスを提供する法人事業の売上高は24億6300万円(8.5%増)、営業利益は1億6400万円(26.1%減)。

子育て支援事業、保険・クレジットなどの、その他事業は、2017年7月に化粧品メーカーの (株)ユイット・ラボラトリーズを子会社化したこともあり、売上高10億7500万円(88.8%増)、営業利益1000万円(40.4%増)。

いずれにしても主力の通信販売事業の低迷に歯止めがかかっていない。

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