コンビニnews|9月既存店セブン5.1%・ファミマ4.2%・ローソン2.0%

コンビニ大手3社の9月業績が発表された。既存店売上高は増収だが、北海道胆振東部地震や台風の影響もあって客数減・客単価アップの傾向は変わらない。客単価は、タバコ増税前の駆け込み需要もあって高い伸びだ。

■セブン‐イレブン・ジャパン
既存店売上高は前年同月比105.1%だ。既存店の客数は97.8%。8月に100.0%と4カ月ぶりに前年並みに回復したが、ふたたび前年を下回った。客単価は107.5%と大きく伸長した。

チェーン全店では売上高は107.7%。9月末時点の店舗数は2万0600店。

■ファミリーマート
既存店売上高は前年同月比104.2%。客数は98.1%、客単価は106.1%だ。チェーン全店の売上高は101.1%。ファミリーマートとサークルK・サンクスの9月末時点の店舗数は1万5656店。テレビCMなど積極的な販促が功を奏して「お母さん食堂」の惣菜が大幅に伸長した。

■ローソン
ローソン単体の既存店売上高は前年同月比102.0%。既存店の客数は95.5%だったが、客単価106.8%がカバーした。チェーン全店では売上高は106.5%。9月末時点の店舗数は1万4340店。

おにぎりの売上げが引き続き好調だ。またパスタのリニューアルも奏功して、生パスタを使った「黒胡椒が決め手!カルボナーラ」がよく売れた。

9月は天候に大きく左右されたひと月だが、喫煙愛好者に助けられた。

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