ローソンnews|第2Q 3519億円6.9%増・経常利益24.1%減/成城石井8%増
(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)が2019年2月期の第2四半期決算を発表した。
営業総収入3519億7300万円(前年同期比6.9%増)、営業利益344億8500万円(11.5%減)、経常利益335億3600万円(12.8%減)、四半期純利益179億4200万円(24.1%減)と増収減益だ。
営業利益率は9.8%、経常利益率は9.5%。
国内コンビニエンスストア事業は営業総収入が2390億0800万円(6.0%増)、セグメント利益は287億0600万円(12.4%減)。
惣菜の夕方から夜にかけての品揃えを強化するために、6月から発注の締め切り時間や、トラックで納品される時間を変更するサプライチェーン全体の仕組みを見直した。また、自動釣銭機能付きのPOSレジの導入を加速させ、2018年度中の導入完了を予定している。また顧客の利便性と店舗オペレーションの生産性を向上させるために、セルフ決済サービス「ローソンスマホペイ」の実験を東京都内の3カ所の店舗で行い、2018年度内に大都市圏を中心に100店舗に導入する予定だ。
「ローソン」「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」の国内の出店数は525店舗、閉店数は177店舗となり、8月末現在の国内店舗数は1万4340店。スリーエフから「ローソン・スリーエフ」への転換は、2017年8月から2018年5月までに258店舗ほぼ完了した。「セーブオン」は2018年中にブランド転換を完了する計画だ。
また調剤薬局、ドラッグストアチェーンと提携して開発しているヘルスケア強化型店舗は、一般用医薬品の取扱店舗も含めると、8月末現在で194店舗(うち調剤薬局併設型店舗は44店舗)にまで増えている。
一方、スーパーマーケットの成城石井事業は、営業総収入420億0800万円(7.9%増)、セグメント利益は32億5500万円(7.4%増)と好調を維持している。
エンタテインメント関連事業の営業総収入は393億4400万円(0.1%減)、セグメント利益は25億2700万円(2.5%増)の減収増益。
海外事業と金融事業の営業総収入は358億9600万円(20.8%増)、セグメント損失は400万円(前年同期は6億4200万円のセグメント利益)。