青山商事news|第2Q売上高1052億円3%減・営業利益7割減・経常利益6割減

青山商事(株)(広島県福山市、青山理社長)が2019年3月期の第2四半期の決算を発表した。

上半期の売上高は1051億9200万円(前年同期比3.0%減)、営業利益10億6100万円(70.0%減)、経常利益15億8600万円(59.6%減)、四半期純損失1億2300万円(前年同期は純利益19億9500万円)の減収減益だ。

営業利益率1.0%、経常利益率1.5%。

ビジネスウェア事業は、青山商事のビジネスウェア事業、ブルーリバース(株)、(株)エム・ディー・エス、(株)栄商、服良(株)、青山洋服商業(上海)有限公司がそれに当たる。売上高は724億9100万円(3.4%減)、営業利益は6億5900万円(74.4%減)。

中核部門の青山商事ビジネスウェア事業は、「洋服の青山」1店舗を建て替え開店した。また、「ザ・スーツカンパニー」1店舗を出店した。一方で、「洋服の青山」6店舗、「ザ・スーツカンパニー」1店舗、「ユニバーサル ランゲージ」3店舗、「ULOUTLET」1店舗の合計11店舗を閉店した。その結果、9月末の国内ビジネスウェア事業店舗は886店、(上海)有限公司が29店となった。

商品面では、制菌・抗菌防臭・速乾・高通気・接触冷感・UVカット・防シワ・形態安定の8つの機能を備えた夏用ビジネスシャツや、梅雨時期対応の雨に強くムレにくい防水ビジネスシューズなど、高機能商品の品揃えを強化した。

レディスは、メンズスーツで人気の高い熱遮蔽機能素材「coldblack®」を使用した夏用スーツや、フォーマルが好調に推移した。

カジュアル事業は、青山商事カジュアル事業と(株)イーグルリテイリングだが、客数減少などで、売上高は70億2300万円(14.8%減)、営業損失5億8700万円(前年同期は営業損失1億6100万円)。

カジュアル事業の期末店舗数は、青山商事の「キャラジャ」が4店舗閉店して2店舗となり、同じく「リーバイスストア」は変わらず9店舗。イーグルリテイリングの「アメリカンイーグルアウトフィターズ」は出退店なく34店舗。あわせて45店舗となった。

紳士服チェーンには逆風が吹き続けている。

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