ヤマザワnews|第3Q売上高822億円3%減・経常利益72%減/ドラッグも減収

(株)ヤマザワ(山形市あこや町、古山利昭社長)が、2019年2月期の第3四半期連結業績を発表した。

売上高は822億4300万円(前年同期比3.1%減)、営業利益は1億7600万円(75.4%減)、経常利益は2億1300万円(72.0%減)、純利益は2億4500万円(45.8%減)で減収減益だ。

営業利益率は0.2%、経常利益率は0.3%。

スーパーマーケット事業の売上高は722億4600万円(3.1%減)と減収だった。

恒例の「生活応援セール」や「水曜均一祭」など価格訴求の販促を実施した。また、生鮮部門の強化策として、地元の海産物を販売する「鮮魚まつり」、「フライデーバイキング」、「バイヤーいちおし商品」などを継続している。店舗運営面では、セルフ式レジの導入を進めて、時間短縮と店舗の作業効率向上を図った。

9月に「中田店」を改装した。また、傘下のよねや商事(秋田県横田市、布施 正洋社長)は9月に「仙台中山店」を閉店した。

これにより、ヤマザワの店舗は、山形県内43店舗、宮城県内23店舗、よねや商事は秋田県内9店舗となり、スーパーマーケット事業の合計は75店舗となった。

ドラッグストア事業の売上高は99億8700万円(2.5%減)。好調なドラッグストア業界の中にあって減収という厳しい状況だ。

その他事業は、スーパーマーケット事業との連携を密にして、オリジナル商品の開発を行う。惣菜および日配商品を開発製造してグループへ納品している。売上高は900万円だった。

東北地方の過疎化や競争激化は深刻である。

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