イオン北海道news|第3Q売上高1354億円/北海道胆振東部地震響き減収減益

イオン北海道(株)(札幌市白石区、青柳英樹社長)が2019年2月期第3四半期決算を発表した。夏季以来の天候不順、9月の北海道胆振東部地震や震災後の消費マインドの冷え込み、さらに記録的な降雪の遅れなどの要因が重なって厳しい決算だった。

9~11月は衣料部門で苦戦したが食品部門が売上高前年同期比101.4%と9期連続増収したことから、売上高は1354億0500万円(前年同期比99.6%)と健闘したものの、減収。

売上総利益は、粗利益率が改善されて373億8300万円(100.2%)と増加したが、賃貸料収入の減少もあって営業総利益は510億0900万円(99.8%)。販管費を460億7300万円(100.3%)に抑えたものの、営業利益49億3600万円(96.1%)、経常利益48億8200万円(94.8%)の減益だ。

営業利益率、経常利益率ともに3.6%。

震災等の影響による特別損失として14億9800万円、地震保険の特別利益として6億5000万円、前期に法人税等調整額が約15億円減少した反動もあって、四半期純利益は25億2300万円(55.4%)と半減した。

その中で、デジタル事業のインターネット売上高は、前年同期比105.0%と伸長している。

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