エコスnews|’19年商1211億円3.2%増・経常利益5.7%増の好調決算

(株)エコス(東京都昭島市、平邦雄社長)が2019年2月期の本決算を発表した。

営業収益1211億4200万円(前年同期比3.2%増)、営業利益38億6100万円(5.6%増)、経常利益40億3000万円(5.7%増)、当期純利益19億3000万円(7.4%減)の好決算だ。商品調達コストの見直しや在庫効率の改善効果で利益を確保した。純利益が大きく前年比マイナスなのは、前期に特別利益として固定資産売却益や特別損失として減損損失が発生しているためだ。

営業利益率3.2%、経常利益率3.3%。

新規にTAIRAYA古河店、TAIRAYA白河東店の2店舗を出店し、不採算店舗2店舗を閉鎖した。店舗数は前期と変わらず114店舗だ。また7店舗の改装を実施した。

地域市場や漁港などを活用した産直商品を積極導入して、品質と価格の両面において競争力のある生鮮食品の品揃えを強化した。また日配、ドライグロサリー商品ではエブリデイロープライス商品を投入するなどの施策を講じた。

競合対策では、地域の実勢価格を見極めて、集客につながる商品は割安感のある価格で投入した。またポイントカードを活用した販売促進や週間の販売計画に連動した売場づくりを強化した。

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