セブン&アイnews|5月既存店はイトーヨーカ堂1.2%減・ベニマル1.3%減

(株)セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)が5月の営業情報を発表した。5月は最大10連休となったゴールデンウィークがあり、百貨店、外食は好調に推移している。

(株)セブン-イレブン・ジャパンの既存店は100.7%。客数98.1%を客単価102.7%がカバーした。客数は2018年11月から7カ月連続で既存店を割っている。全店ベースの売上高は102.9%。店舗数は4月から40店純増の2万0965店舗。

7-Eleven,Inc.は、米国内既存店の商品売上高が102.8%と4月より2.4ポイント低下した。全店ベース商品売上げは101.8%。4月に好調だったガソリン売上げは98.3%となり、総売上高は100.0%と前年並み。

(株)イトーヨーカ堂は、既存店客数が97.9%、客単価が101.0%となり、商品売上高は98.8%。全店ベースの総売上計は98.5%。内訳は商品売上げが97.4%。テナント他の収入が101.1%だ。

(株)ヨークベニマルの既存店売上高は98.7%。客数が96.9%、客単価が101.9%で、客数は2018年10月から8カ月連続で前年を下回っている。一方、客単価は今期に入って、3カ月連続で100%を超えている。全店ベースの売上高は99.9%。

(株)そごう・西武の売上高は既存店と全店ベースともに100.0%。

デニーズを運営する(株)セブン&アイ・フードシステムズは、既存店客数が99.2%、客単価が103.3%で、売上高は102.5%と前年を超えている。全店ベースでも101.0%と外食需要の高まる5月は好調に推移した。

イトーヨーカ堂とヨークベニマルが全店ベースでも既存店でも前年比マイナスだが、他の業態はプラスで10連休のあった5月はまあまあの成績だった。

 

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