しまむらnews|11月既存店1.3%減/あったか機能「FIBER HEAT」好調

(株)しまむら (埼玉県さいたま市、北島常好社長) の11月度(10月21日~11月20日)は、主力のファッションセンターしまむらの既存店売上高が98.7%だった。全店ベースでも客単価は100.2%、客数が99.2%で、売上げは91.3%と前年を下回った。

11月度は、スカートなどのトレンドアイテムを中心としたティーンズ衣料や、あったか機能シリーズ「FIBER HEAT」の寝具、子ども衣料などの売上げが好調だった。一方、月度上旬は日中の気温が高く推移したことで、中綿ジャケットやタイツなど防寒衣料の販売が伸び悩み、売上高は前年実績を下回った。

1店舗の出店があり、11月20日時点の店舗数は1433店舗。

カジュアル&シューズのアベイルの既存店売上高は100.1%。全店ベースでは、客単価が101.4%、客数が98.8%で、売上高は100.2%だった。出店も閉店もなく10月20日時点の店舗数は320店舗。

ベビー・子どものバースデイは既存店売上高が98.7%。全店ベースでは客単価が99.9%だったが、客数が102.4%で売上高は102.4%だった。新規出店はなく、11月20日時点の店舗数は292店舗。

【結城義晴の述懐】主力のファッションセンターしまむらの低迷が続く。4月度から8カ月間、客数は前年割れしている。どんな業態もフォーマットも、ライフサイクルがある。導入期から成長期、成熟期、衰退期とその生命力が移ろっていく。ファッションセンターしまむらのライフサイクルは衰退期に入ったのか、それともテコ入れで復活し、成熟期を長期化できるのか。同社がそれをどうとらえているのか。根本的な戦略的対策が求められている。

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