良品計画news|11月既存0.8%増、食品47%増/低糖質菓子が好調

(株)良品計画(東京都豊島区、松崎暁社長)の11月の国内売上高は、既存店が100.8%。客数は113.4%と伸びたが、客単価は88.9%の11%減だった。部門別では、衣服・雑貨104.1%、生活雑貨97.2%、食品146.9%と、食品が大きく伸長した。

新店を含む直営全店ベースは、客数は123.6%、客単価87.1%となり、売上高は107.7%。衣服・雑貨111.7%、生活雑貨97.4%、食品146.9%と、既存店同様、食品の伸び率が高かった。

そして「直営店頭売上高+ネットストア+卸売高」の売上高は108.0%となった。

10月は例年よりも気温が高く、また台風や大雨の影響による営業の短縮や休業も発生した。そこで月末に「無印良品週間」を開催し、売上げの底上げを図った。

下旬に気温がようやく低下してきたことで徐々に冬物が伸び、衣服・雑貨ではヤクウールのニット、軽量ダウンベスト、パジャマ、肌着が好調に推移した。生活雑貨では厚手毛布などの季節ファブリックや、主力のH&Bのケア用品の売上げが堅調だった。ただし前月末の良品週間の影響もあり、ベッド、ソファ、収納家具などの大型商材が伸び悩んだ。食品は、主力のカレーや低糖質シリーズの菓子が好調に推移している。

11月1日(金)には話題の「無印良品 京都山科」「Café&Meal MUJI」をオープンしている。

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