ツルハnews|第2Q売上高4164億円8.8%増・経常利益14%増/調剤12%伸長
(株)ツルハホールディグス(北海道札幌市、堀川政司社長)が2020年5月期の第2四半期決算を発表した。
売上高は4164億6600万円。調剤薬局で処方箋枚数が12%超伸びた。また増税前の駆け込み需要も取り込んだことから、前年同期比8.8%の増収となった。
また、店舗運営業務の効率化と生産性を高めることを目的に、人員配置・在庫管理等をサポートするシステム導入に取り組んだ。その結果、営業利益は237億6400万円(前年同期比15.5%増)となった。経常利益は244億4000万円(14.2%増)、純利益155億5400万円(20.2%増)と、増収増益だ。
営業利益率5.7%、経常利益率5.9%。
ツルハホールディグスグループではカウンセリングを主体とした接客サービスを強化している。また、高齢化や競争激化に伴う商圏縮小に対応するために、食品売場を中心に既存店舗の改装を進めている。プライベートブランド(PB)は、新ブランドの「くらしリズム」「くらしリズムMEDICAL」へと刷新している。この第2四半期には、そのPBや化粧品などが伸びた。
上期には77店舗を新規出店し、47店舗を閉店した。また7月4日付で(株)ツルハが(有)おおがたむら調剤薬局(秋田県)を子会社化した。11月末のグループ店舗数は直営店が2113店舗と2000店台を驀進中だ。